北欧家具の大型店、イケアの歴史は古い。1943年、創業者であるイングヴァルさんが17歳の頃に設立した、安売り雑貨店がイケアの起源だそうです。第2次世界大戦後の復興期が始まる時代でもある1947年、地元北欧の家具店と契約を交わして、北欧家具の格安販売を開始すると大当たり。1951年からは家具販売に専念することになりました。
そして、1953年、待望の最初のショールームをオープンさせました。順風満帆かと思われましたが、同業の家具販売業者との安売り合戦に巻き込まれ、ライバル会社の圧力によって、家具メーカーからの商品供給が停止されてしまいました。
しかし、このピンチを乗り越えるために、自社デザイナーを抱えて、自社で家具を製造するようになりました。こうして、企画から製造・販売に至るまで全ての行程を手がける、北欧イケアの独自スタイルが誕生したのです。
イケアは、家具販売の世界で製造直売方式を大規模に取り入れた、今で言う「アウトレット」の先駆的な存在だったのですね。

